介護職員実務者研修とは

介護職員実務者研修とは

介護職員実務者研修は、介護職員の実務的な知識や技術を取得できる研修で、介護職員実務者研修を修了することが国家資格 介護福祉士の試験を受験するための受験資格になっています。指定を受けた機関が実施する実務者研修修了者は介護職としての実務者な知識技術を持った人として資格者のような扱われ、例えば訪問介護のサービス提供責任者の職務に従事できるなど仕事の幅が広がります。

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介護職員実務者研修修了者(資格者)になるメリット

介護職員実務者研修修了者(資格者)となると、こんなメリットがあります!

  • 無資格や初任者研修修了者の職員と比較して給与面で資格手当がつくなど優遇が多い
  • 「たん吸引」や「経管栄養」などの医療的ケアを学べる(仕事で実践する場合には別途研修受講が必要)
  • 資格があるとサービス提供責任者や主任やチームリーダーなど重要な役割を任されやすい
  • 訪問介護の仕事ができ、サービス提供責任者をできる(無資格だと訪問介護の業務ができない)
  • 介護福祉士国家資格の受験資格を得られる

    ホームヘルパー1級と介護職員実務者研修修了者の違い

    従来のホームヘルパー1級に相当する資格ではあり、過去にホームヘルパー1級資格を持っていた方は実態としては介護職員実務者研修修了者と同等の取り扱いではあります。

    ただし、ホームヘルパー1級資格者は介護職員実務者研修の課程を修了したわけではないので実務者研修修了者と名乗ったり、履歴書に記載したりすることはできませんのでご注意ください。ヘルパー1級制度の時の資格取得の流れと初任者研修の流れは学習内容や修了のための条件は異なっています。

    介護職員実務者研修の内容

    介護職員実務者研修の受講資格は特にありませんので誰でも受講することが可能です。

    ただし、無経験無資格の状態で介護職員実務者研修を修了するためには450時間の研修時間を要します。

    科目名受講時間
    人間の尊厳と自立5時間
    社会の理解Ⅰ5時間
    社会の理解Ⅱ30時間
    介護の基本Ⅰ10時間
    介護の基本Ⅱ20時間
    コミュニケーション技術20時間
    生活支援技術Ⅰ20時間
    生活支援技術Ⅱ30時間
    介護過程Ⅰ20時間
    介護過程Ⅱ25時間
    介護過程Ⅲ45時間
    発達と老化の理解Ⅰ10時間
    発達と老化の理解Ⅱ20時間
    認知症の理解Ⅰ10時間
    認知症の理解Ⅱ20時間
    障害の理解Ⅰ10時間
    障害の理解Ⅱ20時間
    こころとからだのしくみⅠ20時間
    こころとからだのしくみⅡ60時間
    医療的ケア50時間
    合計450時間

    介護職員初任者研修修了者が実務者研修を受講する場合の研修時間

    介護職員初任者研修修了者は、130時間分の研修をすでに修了しているので、実務者研修を受講するときに修了済みの研修科目が免除され、研修時間は320時間となります

    実務者研修は他研修で修了している内容は免除がある

    介護職員初任者研修以外にも、訪問介護員養成研修(ホームヘルパー1級・2級)、介護職員基礎研修、認知症介護実践者研修、福祉系高等学校、介護福祉士養成施設が行う教育科目(実務者研修の教育内容と同様の教育を行う科目)、喀痰吸引等研修などを修了している場合には、合計450時間ある研修科目の一部を免除されます。詳しくは実務者研修を行うスクールにご相談ください。

    介護職員実務者研修修了者(資格)の取り方

    介護職員実務者研修の受講費用

    • 無資格者からスタートの場合 8万円前後~20万円台
    • 初任者研修やホームヘルパー2級修了者 7万円台~16万円くらい

    講座によってはキャンペーンを行なっていることなどもあります。

    介護事業所で働きながら受講する人は、職場や派遣会社から補助を受けられることもあります。

    例えば、かいご畑さんでは、派遣として働きながら初任者研修や実務者研修の費用を補助してくれるのでおすすめです。

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    従来のホームヘルパー1級資格を読み替えして通す

    もしも、過去にホームヘルパー2級講座を受講しているヘルパー2級の有資格者の場合には、ヘルパー2級と名乗ることで初任者研修修了者とほぼ同等の取り扱いになります。

    履歴書などで名乗れるのは、ホームヘルパー1級資格ですが、多くの職場で実務者研修修了者と同等の待遇としています。そのため、介護福祉士などへの上級資格にチャレンジすることや、医療的ケアに取り組むなどの意思がない場合には、ヘルパー1級の資格のままでいて、必要になったら実務者研修の不足科目を受講して実務者研修修了者になるということも選択肢です。

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    介護職員初任者研修の受講料と補助金

    社会人経験がある場合には、教育訓練給付金対象の講座もありますので、受講を考えている講座が対象になっているか確認しましょう。都道府県や市町村の社会福祉協議会などが資格取得のための補助金などを設けている場合もありますので事前にご確認いただくことをお勧めします。

    社会福祉協議会について詳しくはこちら
    社会福祉協議会は、福祉サービスの利用者や社会福祉関係者との連絡調整や活動支援、制度改善を行なっています。その中の事業のひとつとして、介護の職場の紹介や、介護の資格取得を考えている人への補助の窓口の役割をしています。

    仕事しながら資格取得を目指したい場合には、派遣として働きながら講座受講の費用は0円で資格取得ができる派遣会社もありますので登録して相談してみることをお勧めします。

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    介護職員実務者研修修了者(資格)の修了証

    実務者研修については、訪問介護員研修、介護職員基礎研修等のほか、地域研修などで、一定の内容・質、時間数が担保されているものを修了した場合には、実務者研修の実施者の判断により、科目単位での修了認定を認めることが可能となっています。

    ① 修了認定の対象となる内容の時間数は、修了認定科目の時間数以上であること。

    ② 実務者研修カリキュラムにおける「教育に含むべき事項」が含まれていること。

    ③ 到達目標に到達していることを評価すること。

    これらを判断するために、試験、レポート、演習、グループワークなどの評価をスクールで行い修了認定されます

    (実務者研修の試験やレポートは落とす試験というわけではなく、到達目標に達しているか評価するための内容です。)

    介護職員実務者研修修了後の就職先

    介護職員実務者研修を修了すると介護職員としての実務的な知識・技術が認められた状態なので、いろいろな介護施設・介護保険サービスの事業所で働くことができます。給与面では、資格手当も期待できます。職場や介護保険サービスの種別によって仕事内容や夜勤の有無、給料なども異なるので、それぞれの職場の違いやポイントをこちらの記事で解説しています。

    訪問介護

    通所介護

    特別養護老人ホーム

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