公益財団法人 介護労働安定センターが公表をした、令和3年度「介護労働実態調査」結果から、介護の仕事の平均年収を職種別ランキングで紹介します。
介護労働者全体の年収は 365 万 9292 円と微増、職種別ではサービス提供責任者が 3.7%アップしていました。
介護労働者全体の令和2年 1 年間の年収(月給の者、勤続 2 年以上)は、3,659,292 円(前年度 3,644,880 円)でした。
介護の職種別 月給の者、勤続 2 年以上の労働者の平均年収
職種別(月給の者、勤続 2 年以上)では、看護職員が 4,277,122 円で最も高く、介護職員は3,457,919 円、訪問介護員は 3,243,882 円となっています。
順位 | 職種 | 令和2年度(円) | 令和元年度(円) |
---|---|---|---|
全体 | 3,659,2921円 | 3,644,880円 | |
8位 | 訪問介護員 | 3,243,882円 | 3,252,180円 |
7位 | 介護職員 | 3,457,919円 | 3,443,708円 |
6位 | 生活相談員 | 3,823,607円 | 3,838,054円 |
5位 | 管理栄養士・栄養士 | 3,660,250円 | 3,769,892円 |
4位 | サービス提供責任者 | 3,899,562円 | 3,758,687円 |
3位 | 介護支援専門員 | 3,912,746円 | 3,883,968円 |
2位 | PT・OT・ST等 | 4,182,897円 | 4,095,506円 |
1位 | 看護職員 | 4,277,122円 | 4,234,230円 |
こちらで紹介したのは月給制で2年以上勤めている人が対象の調査結果でした。

実際には訪問介護員の需要が高く、インセンティブ制度などを取り入れている事業所などでは平均年収以上に稼ぐことができるところもありますので、あくまでも平均としての参考値ですね。
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