介護施設で利用者に介護を提供する時には、施設サービス計画(ケアプラン)に沿って計画的に提供することとなっています。しかし利用者の中には、計画にない内容を要望してくる場合もあります。よくある例としては、夜間はおむつで排泄をするという予定をしている人が、夜にナースコールでトイレに行きたいと訴え、夜勤の介護職員がトイレの誘導の介助を行ってしまうというケースです。
オムツ対応の利用者にトイレ誘導はいけないことなのか
オムツ対応の利用者がトイレで排泄できるということはとても素晴らしいことで自立支援の観点からも推奨されるべきことではあります。
しかし、介護施設のサービスはチームで対応を統一して計画的に提供するものであるため、利用者の訴えがあるからと言って、その場の軽率な判断で計画を変えて提供してしまうことが望ましくないことが多いです。
「あの職員さんはやってくれたのに」を防ぐために
オムツを使用している方がトイレに行きたいと訴える気持ちは尊重されるべきです。しかし、排泄の感覚が分からない状態の方や、トイレに移動したりトイレに座っていることが困難な方なども中にはいます。介護施設のサービスは、ご利用者の希望やご利用者が望む生活については取り入れていきますが、状態を十分にアセスメントして、現実的な落としどころを見つけて施設サービス計画(ケアプラン)ににまとめていきます。ご利用者本人から強い訴えがあった場合には、まずはケアマネジャーやリーダーなどに相談して、オムツでの対応を変更するか検討することが必要です。
他の職員と違う特別な介護はチームケアのバランスを乱す
ご利用者に対してできるだけ気持ちに寄り添って本人が望むような介護を提供したいと考える職員の方は多いです。その気持ちはとても大切です。ただし、介護施設でのサービスはシフト制で毎日担当する人が変わるチームでのケア体制です。そのため、自分だけが利用者に対して計画と違うようなケアの方法を取るということは、チームでのケアのバランスを乱してしまうスタンドプレーになってしまいます。
このような対応することで、特定の利用者からは「○○さんは他の職員さんと違って私のことを考えてくれているわ」と特別な存在として喜んでもらえたりして嬉しい気持ちになるかもしれませんが、それは同時にチームでケアをしている他の職員のケア方法がダメだと言う印象を与えてしまうのです。
チームケアは計画的に、適切なアセスメントのもと
もしも、ご利用者からおむつは止めてトイレで排泄したいという希望を聞いたとしたら、その希望をケアマネジャーや介護のリーダーなどに相談しましょう。現実的にオムツを外してトイレでの排泄ができるのかどうかをチームを通してアセスメントして、どうすればご本人の希望に寄り添えるのかについて話し合いましょう。色々な対応方法や手段の中から、ご本人も交えてサービス担当者会議を行い、サービス提供の内容を決めていきましょう。
このような手続きをしっかりと行うことで、ご本人の希望に寄り添ったケアができますし、チームでサービスを提供するということの一貫性が保て、ケアの内容についてもアセスメント、プランニング、提供、モニタリングというサイクルがしっかりと回り、理想的なサービス提供の形が出来上がっていきます。
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